さくらレンタルサーバーのタイムアウト対策

さくらレンタルサーバーにSSH接続すると、少し時間がたって(2分程度)強制的にサーバ側で接続が切られてしまう。

これを回避するには、ターミナルソフトのSSHの設定でKeepAliveパケットを一定時間ごとに送信するようにするとよい。

この設定にチェックを入れ、値を60(秒)に設定すると、強制切断はされなくなった。

 

RLoginでさくらサーバーにssh接続

RLoginのインストール

Poderosaを使っていたが、Windows10で動かそうとすると.NET3.5が必要だと言われた上に、そのインストールが固まって動かなくなってしまった。Poderosaは開発も止まっているらしく、この機にRLoginを試してみた。

ダウンロードサイトからrlogin.zipをダウンロードして解凍すると、ファイルはrlogin.exeの一つだけなので、これを実行できるように配置すればよい。

最初にRLoginを立ち上げるとサーバーを登録するダイアログが立ち上がる。RLoginでは接続するサーバーを「エントリ」として登録する。

エントリの登録

RLogin起動時に”Serever Select”ダイアログが立ち上がるが、一旦接続を切った後などのRLoginのメインウィンドウからは、「ファイル」→「サーバーに接続」メニューか左端の「サーバー接続」ボタンで同じダイアログが立ち上がる。

  • 「エントリー/コメント」欄にサーバー名などを入力
  • プロトコルはssh
  • Server Addressはさくらサーバーの場合、[ユーザ名].sakura.ne.jp
  • User NameとPasswordは空欄にしておいて、「接続時にユーザ名・パスワードの入力を求める」にチェック
  • デフォルト文字セットは「UTF-8」

これでエントリ名を選択してOKを押すとユーザ名とパスワードの入力ダイアログが立ち上がり、接続後は通常のターミナル画面となる。

タイムアウト対策

デフォルト設定のままだと2分程度でサーバー側から接続が切られてしまうので、タイムアウト対策が必要。

RLoginの場合は、

  1. Server Selectダイアログからさくらサーバーのエントリを選んで「編集」
  2. 「プロトコル」を選ぶ
  3. SSHフィールドの「KeepAliveパケット」を設定
    • チェックボックスをOn
    • 送信間隔を60(秒)に

 

さくらレンタルサーバーの初期状態

ユーザディレクトリ

/home/アカウント名

設定ファイル

.login_conf

.chrc