Python3 – mathモジュール

使い方

数学関数を使うためのモジュールで、importし、各定数・関数について、math.[定数名・関数名]として使う。

関数群

主なもの

定数

pi, e
円周率、自然対数の底
inf
浮動小数点の正の無限大。負の無限大は-math.inf。
nan
浮動小数点の非数NaN。

数論関数

ceil(x)
xの天井(x以上の最小の整数)。
floor(x)
xの床(x以下の最大の整数)。
fabs(x)
xの絶対値。
fmod(x, y)
x \mod yを返す。浮動小数点の場合はx % yよりこちらを使う。
gcd(x, y)
xとyの最大公約数。gcd(0.0, 0.0)は0を返す。
isfinite(x)
xが無限でもNaNでもない時にTrueを返す。
ifinf(x)
xが正の無限大か負の無限大の時にTrueを返す。
isnan(x)
xがNaNの時にTrueを返す。

指数・対数関数

sqrt(n)
nの平方根
pow(x, y)
xのy乗(x^y)。pow(1.0, x)、pow(x, 0.0)は常に1.0を返す。
exp(x)
e^x
expm1(n)
e^x - 1。桁落ちに対して最大精度で計算。
log2(x), log10(x), log(x [,b])
それぞれ2、10、bを底とする対数関数。3番目の関数でbを省略した場合は自然対数\ln x
log1p(x)
1+\log x

を返す。ゼロに近いxに対して正確になるよう計算される。

三角関数

sin(x), cos(x), tan(x)
三角関数。
asin(x), acos(x), atan(x)
逆三角関数
atan2(y, x)
[latex]\tan^{^1}を返すが、4つの象限に対する符号から、[latex]-\pi \sim \pi[/lates]の値を返す。
degrees(r), radians(d)
ラジアンから度、度からラジアンへの変換。

 

R – スクリプトの扱い

スクリプトの記述

  1. コンソールのメニューから、”ファイル”→”新しいスクリプト”でスクリプトエディタ立ち上げ
  2. スクリプトを記述
  3. スクリプトを保存

スクリプトを作業ディレクトリに保存しておくと、コンソールからの実行がしやすい。

作業ディレクトリの確認方法は

スクリプトの実行

エディタからの実行

[CTRL]+R、エディタのカーソル行以降の文が1行ずつ実行される。[CTRL]+Aで全選択して[CTRL]+Rとすると、すべての文が実行される。

コンソールからの実行

スクリプトが作業ディレクトリにある場合は、以下のコマンドで直接実行。