下図のように互いに直交する2つのベクトルを考える。
これらのベクトルが直角であるためには、内積がゼロとなればよい。
成分表示すれば
これを満足する最もわかりやすいベクトルは、の要素を入れ替えて、何れか片方をマイナスとしたもの。
ここで要素を入れ替えた後のy成分をマイナスとしたベクトルは、元のベクトルを90度右に回転させたもので、x成分をマイナスとしたベクトルは、元のベクトルを90度左に回転させたもの。
これは回転行列を使って確かめることもできる。ただし以下の式で、+は左回り、-は右回りの回転であることに注意。