概要
ターミナルやコマンドプロンプトから実行するPostgreSQLのツールコマンド。
PostgreSQLの開始
psql -U ユーザー名 -d データベース名
または
psql --username ユーザー名 --dbname データベース名
以下はユーザー名:postgres
、データベース名:test
で開始した例。
- ユーザー
postgres
のパスワードを入力してログイン - ログイン後のプロンプトは接続しているDB名となる
データベースのバックアップ
pg_dump -U ユーザー名 データベース名 > バックアップファイル名
以下はユーザー名:postgres
でデータベースtest
をバックアップファイルtest.dump
に保存する例。
- ユーザー
postgres
のパスワードを入力してログイン - バックアップ後は元のプロンプトに戻る
- 場所を指定しないと、カレントディレクトリーにバックアップファイルが作成される
バックアップファイルのリストア
SQLスクリプトタイプの場合
予めデータベースを作成しておいた上で次のコマンドを実行。
psql -U ユーザー名 -d データベース名 < バックアップファイル名
以下はユーザーpostgres
でバックアップファイルtest.dump
からデータベースtest
にリストアした例。
カスタムフォーマットの場合
カスタムフォーマットのダンプ(アーカイブファイル)の場合はpg_restore
を使う。
pg_restore -U ユーザー名 -d データベース名 バックアップファイル名