WordPressでのBrythonの扱い方

注意点

WordPressでBrythonを使うとき、以下の点に気を付けなければならない。

  1. brython.jsを読み込むのはheadセクションだが、カスタムセクションにこれを書くなど、WordPressとしての扱いが必要
  2. onload時にbrython()を実行させる処理が必要
  3. スクリプトをHTML内に直接書くときに、WordPressのエディタの仕様が問題になる(勝手に<p>タグがつけられる)。

Brythonの読み込み

通常はHTMLドキュメントのheadセクションでbrython.jsを読み込むが、WordPressの場合は別途処理しなければならない。

このページでは、Custom CSS and JavaScriptでターゲットを指定している。

onload時の処理

<body>タグがPHPに含まれているので触り難いが、以下のようなjavascriptファイルをheadセクションで読み込んでおけば、onload時に関数が呼ばれてbrython()が実行される(WordPressでのonload処理を参照)。

このページでは、上記ファイルをonload_brython.jsとしてサーバ上に置き、先のBrythonの読み込みの後に、Custom CSS and JavaScriptで読み込んでいる。

スクリプトを直接書く時の注意

Brythonを展開するのに、直接HTMLファイルにスクリプトを書く方法と、外部スクリプトファイルに分ける方法の2つがあるのは他のスクリプトと同じ。

ただしWordPressのエディタのテキストモードでスクリプトをHTML内に直接書く場合、スクリプト中に空行があると勝手に<p>タグが挿入されるので、実行時にエラーとなる。<p>タグを付加するのを抑制するか、あるいは空行なしで書けば正常に実行される。

以下の例は、このページ中に直接Brythonのスクリプトを書いたもの。

あるいは下の例のように、スクリプトを外部ファイルにすれば、問題なく実行される。

 

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