概要
marginでボックス要素の外側の余白、paddingでボックス要素の内側の余白を設定する。
以下の例は、p要素にmargin=40pxとpadding=20pxを設定していて、親のbody要素からp要素の外側まで40px、p要素の外側からその内容まで20pxの余白がとられている。
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<p style="border: solid; margin: 40px; padding: 20px;"> ゴーシュは町の活動写真館でセロを弾く係りでした。 けれどもあんまり上手でないという評判でした。 上手でないどころではなく実は仲間の楽手のなかではいちばん下手でしたから、 いつでも楽長にいじめられるのでした。 </p> |
ゴーシュは町の活動写真館でセロを弾く係りでした。けれどもあんまり上手でないという評判でした。上手でないどころではなく実は仲間の楽手のなかではいちばん下手でしたから、いつでも楽長にいじめられるのでした。
書式
margin、paddingはボックス要素の外と内に対する余白で、上下左右の余白量に対する指定の仕方は双方に共通する。
1つのmargin/paddingでまとめて指定
- margin/padding [上下左右]
- 上下左右全ての余白を同じ値で設定。
- margin/padding [上下] [左右]
- 上と下、左と右に共通する余白を指定。
- margin/padding [上] [左右] [下]
- 上、左右共通、下の余白を設定
- margin/padding [上] [右] [下] [左]
- 上、右、下、左の余白をそれぞれ設定。上から時計回り。
4つの辺のいずれかの余白を個別に設定
margin/paddingに以下を続けて、それぞれの余白を個別に設定。
- -top 上
- -bottom 下
- -left 左
- -right 右
たとえばpadding-left: 20px;は左内側の余白を20pxで指定。