Linux – bash – シェルプロンプトの変更

プロンプトの書式の確認

Vagrant上のCentOS7でシェルはbash。プロンプトは以下のようになっている。

この書式はPS1変数で設定されている。

それぞれの意味は以下の通り。

  • \u:ユーザー名
  • \h:ホスト名
  • \W:カレントディレクトリー

プロンプトの変更例

$#だけにする

プロンプトの後にスペースを入れておく。

ユーザー名と時刻にする

一部に色を付ける

以下はユーザー名と時刻を表示して、ユーザー名を青にしている(ターミナルではvagrantが青で表示される)。

常時設定する

~/.bashrcexport文を加える。

プロンプト書式に使える記号

以下の記号が使える。

  • \d:日付
  • \h:ホスト名の最初のブロック
  • \H:ドメイン名まで含めたホスト名
  • \s:シェルの名前
  • \t:時間~24時間制
  • \T:時間~12時間制
  • \@:時間~AM/PM形式
  • \u:ユーザー名
  • \w:カレントディレクトリー
  • \W:カレントディレクトリーのベース名
  • \!:コマンドの履歴番号
  • \$:一般ユーザーは$、rootなら#
  • \\:バックスラッシュ

色の設定

色設定はエスケープシーケンスで行う。

  • 設定開始:[ESC]+'['+[色コード]+'m'
  • 設定解除:[ESC]+'['+'39'+'m'

色コードには前景色と背景色がある。

  • 前景色:30~37、90~97
    • 90~97は明るめの色
  • 背景色:40~47
    • 100~107は明るめの色
  • 拡張指定:38
    • 256カラーレベル:38;5;n、48 ;5;n
    • RGB指定:38;2;r;g;b、48;2;r;g;b
  • 色設定解除:39
前景色 背景色
Black 30 40
Red 31 41
Green 32 42
Yellow 33 43
Blue 34 44
Magenta 35 45
Cyan 36 46
White 37 47

 

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