Linuxコマンド – ln

概要

ファイル/ディレクトリへのリンクを作成する。リンクにはハード・リンクとシンボリック・リンクの2種類がある。

ハードリンク

ハードリンクは、ソースのiノード番号をターゲットとして持ち、ソースが移動されたり、名前が変更されても有効。

実行例

  • 1~4行目でソースとその内容を確認
  • 5行目でハードリンクを作成
  • 6~7行目でリンクを確認
  • 8~9行目でリンクで参照されるソースの内容を確認
  • 10行目でソースの名前を変更
  • 11~12行目、変更後もハードリンクは有効

シンボリックリンク

シンボリックリンクでは、リンクファイルにリンク先にソースへのパスが保存され、これを参照してソースがアクセスされる。

ソースの位置や名前が変更されてもリンクファイルのパスは変わらないため、変更後のソースにはアクセスできなくなる(デッド・リンク)。

実行例

  • 1~2行目でソースの内容を確認
  • 3行目でソフトリンクを作成
  • 4~5行目でソフトリンクを確認(パスが表示されている)
  • 6~7行目でソフトリンクからソースの内容を表示
  • 8行目でソースの名前を変更
  • 9~10行目、変更後はソフトリンクからアクセスできない

 

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