概要
以下の関係を確認する。
(1) ![]()
導出
同じ変数のsineとcosineの和について考える。変数は同じだが、互いの係数が異なっている。
(2) ![]()
ここで以下のような変数を導入する。
(3) ![]()
これによって式(2)を以下の様に変形する。
(4) ![]()
ここで、以下の様に係数を再定義する。
(5) 
これに加法定理を考慮して以下の様に単一の正弦関数になる。
(6) ![]()
また、係数を以下の様に再定義する。
(7) 
この場合は結果が余弦関数となる。同じ変数のsineとcosineは位相が違うだけなので、結果としては当然。
(8) ![]()