式の入力について
フィルタやフィールド計算機などで必要になるクエリの式についてまとめる。
クエリビルダでフィールドや演算子などを入力するとき、直接キーボードから入力してもいいし、ダイアログのボタンやドロップダウンから選択してもよい。
関数をドロップダウンから選択しても、括弧閉じの対応はされない。
値の参照
レコード内のフィールド値を参照するにはダブルクォート("
)でフィールド名を囲む。
1 |
"フィールド名" |
数値リテラルはそのまま数値を書き、文字列リテラルはシングルクォート('
)で囲む。
1 2 |
321.012 '文字列リテラル' |
LIKEであいまい検索をする場合の任意長の文字列は’%
‘(‘*
‘は使えない)。以下は’横浜市’、’横浜’、’浜松’にマッチする。
1 |
'%浜%' |
条件検索
条件の真偽によって結果を変える場合はif
を使う。
1 |
if( [条件式], [真の場合の値], [偽の場合の値] ) |
以下、例示。
1 2 3 |
if( "num_field" = 0, 'zoro', 'non zero ) if( "str_field" LIKE '%市', '市', '町村' ) if( "num_field" > 0, 'positive', if( "num_field" < 0, 'negative', 'zero' )) |