QGIS3 – 行政区域データ – 読み込み

概要

QGISに行政区域データを読み込む。データソースは国土地理院による国土数値情報(Digital National Land Information)を用いる。

データのダウンロード

  1. 地理院の国土数値情報ダウンロードサービスに行く
    • デフォルトのデータ形式はShape

スクロールして「2.政策区域」→「行政地域」をたどり、「行政区域(ポリゴン)」をクリック。

ダウンロードしたい地域を選択。今回は「全国」をクリック。

各都道府県・全国のデータごとに各年度のデータが登録されている。3~4年ごとにデータ容量が1.5~2倍に増えていて、最新のR4年度版では700MBを超えている。

ダウンロードしたZIPファイルを展開したところ。容量が2.4GBになっている。

データの読み込み

QGISのメニューで、「レイヤ」→「レイヤを追加」→「ベクタレイヤを追加」を選択。

ダイアログが開くので読み込みの設定。

  • ソースタイプは「ファイル」のまま
  • 文字コードはShift_JIS
  • ファイルの場所を入力
  • 「追加」ボタンをクリック

すぐにレイヤーが追加されて、市区町村単位の行政界が表示される。

内容の確認

地理院サイトの子のデータの説明に以下のクラス図が掲載されている。

レイヤーを右クリックして「属性テーブルを開く」を選択し、属性テーブルを表示させる。

冒頭には各都道府県単位のデータが、都道府県名以外の内容がNULLとして登録されている。

下の方にスクロールすると、振興局名・郡政令都市名・市区町村名と行政区域コードが表れてくる。以下のような対応になっていることがわかる。

  • N03_001:振興局名
  • N03_002:郡政令都市名
  • N03_003:市区町村名
  • N03_004:行政区域コード

一般的な県内の郡・市町村は以下の通り。

項目名の変更

属性テーブルの項目名がそのままではN03_001のような記号表現になっているが、これを変更したいときには、別名(Alias)使うのが簡単。項目名変更の手順はこちらにまとめている。

 

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