Vagrant – 環境構築 – さくらサーバー/FreeBSD

概要

さくらレンタルサーバーの環境をローカルのVagrantで構築。使用はできるだけ本家に近づけるようにした(2021年6月時点)。

ホストOS
Windows10
ゲストOS/Box
FreeBSD 11.2-RELEASE-p10 (GENERIC)
bento/freebsd-11.2
MySQL
mysql Ver 14.14 Distrib 5.7.34, for FreeBSD11.4 (amd64) using EditLine wrapper
PHP
PHP 7.4.20 (cli) (built: Jun 8 2021 01:11:43) ( NTS )

特にMySQLのインストールで行きつ戻りつして数日かかった。

FreeBSD仮想環境の構築

Boxのダウンロード

bento/freebsd-11.2のボックスを追加。

仮想環境のディレクトリー準備

Windowsで既作成の\vagrantディレクトリー下にsakuraディレクトリーを作成して移動。

イニシャライズ

仮想環境ディレクトリーを初期化。FreeBSDの仮想環境が構築され、vagrantfileが作成される。

仮想環境の起動

仮想サーバーの起動

vagrant upコマンドでFreeBSDの仮想サーバーを起動する。

仮想サーバーへの接続

vagrant sshで仮想サーバーにログインする。

タイムゾーン設定

初期状態はUTC。

タイムゾーンはtzsetupにタイムゾーンのファイルを指定して設定する。

まずtzsetupの場所を確認。

次にタイムゾーンファイルの場所を確認。

tzsetupTokyoを与えて実行。タイムゾーンファイルを使うかと尋ねられるのでYes。

タイムゾーン設定後

ファイル共有設定

Vagrantfile

以下の行のコメントを外して修正。

1つ目の引数

  • ホスト側の共有ディレクトリーのパスで、仮想環境を起動したディレクトリーからの相対パス
  • この設定ではC:\vagrant\sakura\shareがホスト側の共有ディレクトリーになる
  • このディレクトリーはホスト側で作成する必要がある

2つ目の引数

  • ゲスト側の共有ディレクトリーの絶対パス
  • この場合は~/shareがゲスト側の共有ディレクトリーになる
  • このディレクトリーは自動作成される

ホスト側の共有ディレクトリー作成

ホスト側のWindowsで共有ディレクトリーを作成

Vagrant起動/再起動

vagrant up/reloadでvagrantfileの内容を仮想マシンに反映させる。その結果、vagrantfileで指定したパスで仮想マシンにshareディレクトリーが作成される。

pkgのブートストラップ

MySQLやPHPなどをインストールするのにpkgによるバイナリーパッケージ管理を利用する。このため、pkgをブートストラップする。

 

 

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