R – ベクトルのソート

sort()関数

sort()関数で引数にベクトルを指定して、その要素をソートできる。デフォルトで昇順、decreasing属性で降順にもできる。

partial属性は、指定した位置の要素より小さい要素をその要素より前に、大きい要素を後ろに移動させる(完全なソートはしない)。

以下の例では、3番目の要素(5)より小さな要素を前へ、大きな要素を後ろへ移動させている。5の前の要素の列、後ろの列は、それぞれ必ずしもソートされない。

partial属性をベクトルで与えた場合、複数の位置の要素の前後に各要素が集められる。以下の例では、5番目の要素(5)と10番目の要素(11)が基準となり、5より小さい要素群、5と11の間の要素群、11より大きい要素群に分けられるが、それぞれは必ずしもソートされない。

ちなみにこの指定の仕方で、基準となる要素の大小関係が逆転していると、よくわからない結果になる。

rank()関数

ベクトルの要素を昇順でソートしたときの順序を要素とするベクトルを返す。

 

 

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