CSS3 – 疑似要素

概要

疑似要素(pseudo-element)はHTML中の要素の一部に対してスタイルを設定するときに使う。たとえば以下のような場合

  • ul要素の中の複数のli要素の1つ目だけスタイルを変える
  • a要素の文字列の先頭に同じ文字/イメージを付加する
  • divで括られた複数のp要素の一段落目だけ字下げする

書式

[セレクター]:[疑似要素名] { ... }

または

[セレクター]::[疑似要素名] { ... }

セレクターには、タグの要素名のほか、クラス名やその組み合わせも指定可能。

CSS2ではコロン1つで書いていたが、CSS3ではコロン2つと定義されている。

主な疑似要素

::after

::after疑似要素は、指定したセレクターの後ろにcontentで指定した内容を付加し、スタイルを適用する。

HTML

CSS

::before

::before疑似要素は、指定したセレクターの前にcontentで指定した内容を付加し、スタイルを適用する。

HTML

CSS

::first-letter

::first-letter疑似要素は、要素の最初の文字に対してスタイルを適用する。

HTML

CSS

::first-line

HTML

CSS

 

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