概要
HttpResponse
はdjango.http
パッケージにあり、HTTPリクエストに対してサーバーからクライアントに返されるHTTPレスポンスを表すクラス。
Django Documentation – Request and response objects
プロパティー
HttpResponse
は以下のプロパティーを持つ(一部記載)。
- status_code
- ステータスコードの値
- headers
- ヘッダーの各項目の内容
- content
- レスポンスボディの内容。バイトストリング。
- charset
- 文字コード名
- reason_phrase
- ステータスコードのフレーズ。RFCに準拠。
インスタンス生成例
まずモジュールをインポートし、文字列を渡してHttpResponse
インスタンスを生成。インスタンス表現や型を確認。
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>>> from django.http import HttpResponse >>> response = HttpResponse('HTTP content') >>> response <HttpResponse status_code=200, "text/html; charset=utf-8"> >>> type(response) <class 'django.http.response.HttpResponse'> |
ステータスコードとステータスフレーズを確認。
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>>> response.status_code 200 >>> response.reason_phrase 'OK' |
ヘッダーとそのうちの文字コードを確認。
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>>> response.headers {'Content-Type': 'text/html; charset=utf-8'} >>> response.headers['Content-Type'] 'text/html; charset=utf-8' |
ボディー部の確認。バイトストリングになっている。
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>>> response.content b'HTTP content' |