Java – 演算子 – 算術演算子

概要

算術演算子はbyte型~long型などの整数や実数(float型double型)を対象とした演算子で、文字型のcharも演算対象になる。

<単項演算子>

+a 正符号、意味はない
-a 負符号、正負反転
++a 参照前インクリメント
a++ 参照後インクリメント
--a 参照前デクリメント
a-- 参照後デクリメント

<二項演算子>

a + b 加算
a - b 減算
a * b 乗算
a / b 除算
a % b 剰余

単項演算子

+:正符号

数値リテラルや数値型変数の前に置く。正数・負数とも符号は変わらず、実質意味を持たない。

-:負符号

数値リテラルや数値型変数の前に置き、符号を反転させる。

符号演算子の連続

単項演算子は交互に連続して書くことができて、その結果は負符号’-‘が偶数回なら’+‘と同じ、奇数回なら’-‘と同じ結果になる。

ただしその中に--++のように連続した符号があると、インクリメント/デクリメント演算子と解釈されてエラーになる。

++/–:インクリメント/デクリメント

  • ++を変数の直前に書くと「変数が評価される前に」変数の内容が1増加する
  • ++を変数の後に書くと「変数が評価された後に」変数の内容が1減少する
  • 演算子と変数の間に空白が入ってもよい。

整数の例

以下の例では、演算子が前置された場合は表示前にインクリメント/デクリメントされ、後置された場合は表示後にインクリメント/デクリメントされる。

また、以下の例では二項演算子の項にインクリメント/デクリメント演算子を使った例。

 

上記の例をnの変化で表すと以下の様になる。

3(→4) + →5 – 5(→4) = 3(4)

実数の例

実数の場合も++で1.0増加、--で1.0減少になるが、計算誤差が出る。

char型の例

char型にも適用可能で、インクリメントで1文字進み、デクリメントで1文字戻る。

二項演算子

四則演算

四則演算は多言語と同じ記号で、整数・実数の関係も同じ。整数同士の演算は整数で桁数が多い方に自動的にキャストされ、2項のうちいずれかでも実数なら結果も実数になる。

+:加算

-:減算

*:乗算

/:除算

%:剰余

abで割った時の剰余(余り)をa % bで与える。実数表現でも整数商に対する剰余が計算される。

除数・被除数が小数部を持つ場合、整数商に対する剰余が実数で計算される。

除数・被除数が負数の場合は、商と剰余の以下の式から考える。

(1)    \begin{equation*} a / b = q, \; a \% b = r \quad \Leftrightarrow \quad a = b q + r \end{equation*}

たとえば以下のように。

(2)    \begin{equation*} -7 \% (-2) = -1 \quad \Leftarrow \quad -7 = -2 \times 3  - 1 \end{equation*}

 

ゼロによる除算

整数除算でゼロで割ると実行時例外となる。剰余も除算を行っているので同じ。

浮動小数点演算の場合にゼロで割ると例外にならず、結果はInfinityとなる。剰余計算の場合は結果はNaN

べき乗

べき乗の演算子はなく、必要ならMathpow()メソッドを使う。

 

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