ndarray.min/max – 配列の最小値と最大値

ndarray.min()/max()は、配列の最小値/最大値を返すメソッド。また、ndarray.argmin()/argmax()は、最小/最大の要素のインデックスを配列で返す。

なお、numpy.amin()/amax()numpy.argmin()/argmax()もほぼ同じ動作をする。

以下、次の配列で動作を確認する。

引数に何も指定しない場合、配列の全要素の中の最小値と最大値を返す。このとき、argmin/argmaxでは、配列をreshape(-1)で1次元化したときのインデックスが返される。

引数にaxis=0を指定すると、各列ベクトルの行方向の中での最小値/最大値を返す。以下の例では、各列ごとの最小値/最大値とそれらに対する行インデックスが配列で返されている。

axis=0の0を2次元配列の引数の位置と考えると0番目の引数で、各列における行の位置を表す。これはargmin/argmaxの意味合いと符合する。

引数にaxis=1を指定すると、各行ベクトルの列方向の中での最小値/最大値を返す。以下の例では、各行ごとの最小値/最大値とそれらに対する列インデックスが配列で返されている。

axis=1の1を2次元配列の引数の位置と考えると1番目の引数で、各行における列の位置を表す。これはargmin/argmaxの意味合いと符合する。

 

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