PHP – 変数のブラウザー表示

 

概要

PHPをサーバー上で実行する場合、変数の内容をブラウザーに表示させるいくつかの方法を整理。いずれの方法でも改行にPHP_EOLが使われるので、ブラウザー上では改行として機能せず空白文字になる。

var_export()print_r()については、結果の文字列を表示させるのではなく、戻り値として扱うことができる。

jason_encode()は趣旨が少し違うが一応加えておく。

コンソールに表示する場合に対して、PHP_EOLが改行として機能せず空白文字になる。

準備

以下のような変数・値を表示させる。

var_dump

var_dump()は引数の変数の内容を型まで含めて詳しく表示する。少し冗長。

  • 変数ごとの表示後や配列の要素間に改行コードが入るが、ブラウザー上では空白文字になる
  • 変数を複数指定しても、別々に実行したのと同じ結果
  • キー・値の文字列はダブルクォートで囲まれる
  • 実数はfloat[1]の様に表示される

var_export

var_export()は、var_dump()より簡潔な形で表示する。

  • 改行コードは全て空白文字になる
  • 結果をPHPのソースにコピー・ペーストして使える(改行が空白文字となっていてもok)
  • キー・値の文字列はシングルクォートで囲まれる
  • 実数は小数部がゼロでも1.0のように表示される
  • 配列の各要素末尾にカンマが付く

print_r

print_r()var_export()より更に簡潔に表示する。

  • 改行コードは全て空白文字になる
  • 文字列はクォートで囲まれない
  • 実数の小数部がゼロの時、整数と同じ表示になる
  • 配列の要素末尾にカンマは付かない

json_encode

変数の内容をJSON形式で返す。オプションのJSON_UNESCAPED_UNICODEを指定しないと、マルチバイト文字がHex表示になる。

以下の様にすれば、'\n'が改行としては機能しないが空白にはなる。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です