Python3 – range関数

概要

Python3のrange関数は引数で指定した範囲の整数列をrangeオブジェクトで返す。rangeオブジェクトを表示するには、list関数でリスト化する必要がある。

書式

range(end)
0から始まり、1ずつ増加してendに達しない範囲の数列
range(start, end)
startから始まり、1ずつ増加してendに達しない範囲の数列
range(start, end, step)
startから始まり、stepずつ増加してendに達しない範囲の数列

引数は整数である必要があり、そうでなければエラーとなる。

共通なのは、開始値からステップ値ずつ変化させ、終了値に達する直前までの数列を返す、というもので、ステップ値が正の場合にはstart ≤ 値 < endを、ステップ値が負の場合にはstart ≥ 値 > endを要素とする数列となる。

実行例

引数を1つだけ指定した場合は、0から引数未満の整数列となる。

引数を2つ指定すると、第1引数以上、第2引数未満の整数列となる。

引数を3つ指定すると、第1引数から第3引数ずつ増加して第2引数を超える手前までの整数列となる。

第3引数を負の数とすると、降順の数列になる。このとき、第2引数の終了値以下になる前までの数列となっていることに注意。

なお、2つだけ引数を指定して、第1引数>第2引数としても、降順の数列は得られず、空となる。

 

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