Python3 – 正規表現 – モジュール定数

ここでは正規表現の操作に使われるモジュール定数を整理する。

re.A/re. ASCII
\b\B\d\D\s\S\w\Wにおいて、ASCII文字のみでマッチングを行う。Unicodeパターンでのみ意味があり、バイト列パターンでは無視される。
re.I/re.IGNORECASE
英大文字・小文字を区別せずにマッチングを行う。{A-Z]のような表現で小文字ともマッチする。現在のロケールに影響を受けず、Unicode文字に対しても動作する。
re.L/re.LOCALE
\b\B\s\S\w\Wにおいて、現在のロケールに従ったマッチングを行う。バイト列でのみ意味を持つ。非推奨。
re.M/re.MULTILINE
デフォルトでは'^'は文字列全体の先頭に、'$'は文字列全体の末尾にのみマッチするが、このフラグにより、'^'は文字列の先頭と各行の先頭(各改行の直後)、'$'は文字列の末尾と各行の末尾(各改行のの直前)とマッチする。
re.S/re.DOTALL
デフォルトでは'.'は改行にマッチしないが、このフラグにより'.'を改行を含む任意の文字とマッチさせる。
re.X/re.VERBOSE
このフラグにより、パターン文字列内に改行・インデントを入れたりコメントを入れるなど、より読みやすい正規表現を書くことができる。コメントには'#'を使う。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です