Python3 – 変数・式・演算

変数

変数の定義

変数は定義した時点で作成される。型指定や宣言のためのキーワードはなく、変数確保のためには何らかの値で初期化する。

内容の書き換え

変数の内容は、異なる型のもので任意に置き換え可能。

演算子

代数演算子

加減算(+/-)、乗算は一般的だが。除算系は以下に注意。

除算系

整数同士の除算は浮動小数点数となる。Python2から扱いが変更。

//演算子は商が整数となる除算、%演算子は剰余を返す。

// 切り捨て除算
% 剰余

詳しくは整数除算を参照。

べき乗

ビット演算子

~a ビット反転
a & b AND:論理積
a | b OR:論理和
a ^ b XOR:排他的論理和
a << n nビット左シフト
a >> n nビット右シフト

代入演算子

+=、-=、*=など。

インクリメント(++)/デクリメント(–)演算子はない。

比較演算子

同値性

==、!=、<、>、<=、>=は標準的。

同一性・包含

a is b aとbが同一である
a is not b aとbが同一でない
a in b aがbに含まれる
a not in b aがbに含まれない

比較演算子については「同値性と同一性」についても参照。

ブール演算子

a and b aもbもTrueのときTrue、それ以外はFalse
a or b aかbがTrueのときTrue、aもbもFalseのときFalse
not a aの否定

条件演算(3項演算子)

以下の式は、conditionが真であればtを、偽であればfを返す。

文字列演算子

a + b 文字列aと文字列bを連結
a * n 文字列aをn回繰り返す
a[n] n番目の文字を取り出す(0文字目からカウント)
a[n:m] n~m-1番目までの文字列を取り出す
a[n:] n番目以降の文字列を取り出す
a[:m] 先頭からm-1番目までの文字列を取り出す
a[n:m:s] n~m-1番目の文字列をs個飛ばしで取り出す

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