Brython – Timer

Brythonにおけるタイマ処理

Brthonでタイマ処理を実装する場合、time.sleep()メソッドとスレッドクラスの継承を用いても、ブラウザで適切に処理されない(Chromeで実行した場合、処理の冒頭に反応がなく、ある程度の時間後にそれまでの処理が一挙に実行され、その後正常なタイマ処理が続行された)。

Brython固有の機能としてbrowser.timerモジュールにJavaScriptのintervalやtimeoutに相当する以下のメソッド群が用意されている。

  • set_interval()/clear_interval
  • set_timeout()/clear_timeout()
  • request_animation_frame()/cancel_animation_frame

これらはJavaScriptのそれぞれに相当する関数のwrapperであり、JavaScriptの仕様に従っていると考えられる。

JavaScriptのタイマ関係の関数についてはこちらを参照。

interval

基本形

timerパッケージのset_interval()メソッドで一定時間間隔で関数を起動し、clear_interval()メソッドでタイマーの実行を停止する。

引数を渡す場合

ターゲットの関数に引数を渡したい場合、BrythonではJavaScriptのような文字列渡しはできないが、lambda関数式で無名関数の中でターゲットの関数に引数を渡すことができる。

こちらのデモにもtimer.set_interval()を利用している。

 

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