基本
条件付き確率~ベイズの定理(Baye’s theorem)はとっつきにくいが、記号の使い方や図で理解することでわかりやすくなる。
事象が起こったときの事象の条件付き確率は、以下で計算される。
(1)
事象の記号ににやを使うのが一般的だが、私にはどちらが条件で、どちらを最終的に求めたいのかわかりにくいので、ここで:Target、:Conditionの記号を使った
は事前確率、は事後確率、は同時確率と呼ばれる。
ここでから、以下のようにも表現される。
(2)
一般表現
より一般的には、事象は互いに排反で、とするとき、
(3)
たとえばが背反する2事象、すなわちの場合は以下のようになる。
(4)
具体例として、癌などの難病の検査に関する問題が見られる。
また、ベイズの定理についてこちらでもう少し詳しい解釈をしている。