概要
pyplot.figure()
は、実行のたびに新たなfigure
オブジェクトを生成する。コンソールからの実行環境下では、各figure
オブジェクトは別々のウィンドウとして表示され、それぞれにファイルへの保存が可能。
以下の例では、2つのfigure
オブジェクトを生成し、それぞれにグラフをプロットし、それらをファイルに保存している。
figure
で生成される図のサイズはfigsize=(width, height)
で指定し、width, height
はインチ単位で指定する。省略した場合のデフォルトサイズは、6.4in×4.8in。
なお、figure
オブジェクトを生成してグラフを描画する場合、直接figure
に対してではなく、その中にaxes
オブジェクトを追加して操作するのが通常。
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import numpy as np import matplotlib.pyplot as plt x = np.linspace(-np.pi, np.pi) y1 = np.sin(x) y2 = np.cos(x) fig1 = plt.figure(figsize=(8, 6)) fig1.suptitle("Figure-1") plt.plot(x, y1) fig2 = plt.figure() fig2.suptitle("Figure-2") plt.plot(x, y2) fig1.savefig("matplotlib_pyplot_fig_1.png") fig2.savefig("matplotlib_pyplot_fig_2.png") plt.show() |
matplotlib_pyplot_fig_1.png
matplotlib_pyplot_fig_2