概要
matlib.pyplotの各グラフの一般的な設定をまとめておく。なお、カラー、線のスタイル、マーカーの設定はそれぞれ以下を参照
各グラフの主な設定
scatter~散布図
scatter(x, y)
- デフォルト設定で散布図を描く。
scatter(x, y, marker=markerstyle, c=color)
- マーカーの種類と色を指定。色指定は
c=/color=
のどちらでもよい。 scatter(x, y, marker=markerstyle, s=size, color=color)
- マーカーのサイズも指定
plot~折れ線
plot(x, y)
- デフォルト設定で折れ線グラフを描く。
plot(x, y, c=color)
- 線の色を設定。色指定は
c=/color=
のどちらでもよい plot(x, y, linestyle=linestyle, linewidth=width)
- 線のスタイルと太さを設定。
plot(x, y, marker=markerstyle, markersize=size)
- マーカーのスタイルとサイズを設定。
plot(x, y, styles[, x, y, styles]...)
- スタイル文字列を使う。スタイル文字列は、たとえば’
g^--
‘のように表現。複数の線をまとめて指定可能。
barh~横棒グラフ
barh(y, width)
- ラベルと値を指定して棒グラフを描く。
hist(y, width, fc, ec, linewidth)
- 塗りつぶし色、枠の色や太さを指定。
hist~ヒストグラム
hist(data, bins=bins, label=label)
- ビン数を指定してヒストグラムを描く。
hist(data, bins=bins, range=(min, max), color=color, edgecolor=color, linewidgh=width)
- ビン数、レンジ、塗りつぶし色、枠線の色を指定。
hist(data, density=True)
- 頻度表示で設定。デフォルトは度数表示
hist(data, alpha=alpha)
- 複数のヒストグラムを重ねて描く場合の透明度をそれぞれ指定。各グラフのビン幅を揃えたいときは同じレンジを指定。
hist([data1, data2,...], bins=bins, color=[c1, c2,...], label=[l1, l2,...])
- 複数のヒストグラムを重ねずに並べて描く。
hist([data1, data2,...], bins=bins, stacked=True)
- 複数のヒストグラムを積み上げて描く。
円グラフ
pie(data, radius=r, counterclock=False, startangle=90, labels=labels, autopct=pctstring)
- ラベルとパーセンテージの書式を指定して円グラフを描く。
radius
は通常デフォルトの1を使う。counterclock
とstartangle
はいちいち指定しないといけない。autopct
の書式の基本形は、たとえば"%.1f"
。ラベルとパーセンテージの位置を、半径の割合で指定可能(labeldistance, pctdistance
) pie(data, counteerclock=False, startangle=90, explode=explodelist)
explode
で各データの中心からの位置をリスト指定。同じ小さい値を全データにい指定するとデータ間に隙間ができる。特定データの値を大きくすると、そのデータのみ飛び出る。pie(data, counteerclock=False, startangle=90, wedgegroups={'linewidgh':width, 'edgecolor'=color)
- wedgegroupsに辞書を指定して、枠線の幅と色を指定。
ドーナツ型の