使い方
数学関数を使うためのモジュールで、importし、各定数・関数について、math.[定数名・関数名]として使う。
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>>> import math >>> math.sqrt(2) 1.4142135623730951 |
関数群
主なもの
定数
- pi, e
- 円周率、自然対数の底
- inf
- 浮動小数点の正の無限大。負の無限大は-math.inf。
- nan
- 浮動小数点の非数NaN。
数論関数
- ceil(x)
- xの天井(x以上の最小の整数)。
- floor(x)
- xの床(x以下の最大の整数)。
- fabs(x)
- xの絶対値。
- fmod(x, y)
- を返す。浮動小数点の場合はx % yよりこちらを使う。
- gcd(x, y)
- xとyの最大公約数。gcd(0.0, 0.0)は0を返す。
- isfinite(x)
- xが無限でもNaNでもない時にTrueを返す。
- ifinf(x)
- xが正の無限大か負の無限大の時にTrueを返す。
- isnan(x)
- xがNaNの時にTrueを返す。
指数・対数関数
- sqrt(n)
- nの平方根
- pow(x, y)
- xのy乗()。pow(1.0, x)、pow(x, 0.0)は常に1.0を返す。
- exp(x)
- 。
- expm1(n)
- 。桁落ちに対して最大精度で計算。
- log2(x), log10(x), log(x [,b])
- それぞれ2、10、bを底とする対数関数。3番目の関数でbを省略した場合は自然対数
- log1p(x)
を返す。ゼロに近いxに対して正確になるよう計算される。
三角関数
- sin(x), cos(x), tan(x)
- 三角関数。
- asin(x), acos(x), atan(x)
- 逆三角関数
- atan2(y, x)
- [latex]\tan^{^1}を返すが、4つの象限に対する符号から、[latex]-\pi \sim \pi[/lates]の値を返す。
- degrees(r), radians(d)
- ラジアンから度、度からラジアンへの変換。