Python3 – random/乱数

概要

randomモジュールには、疑似乱数を発生させる関数や、コレクションからランダムな要素を選んだり、コレクションをシャッフルしてくれる関数が用意されている。

なお、numpy.randomモジュールにも便利な乱数生成関数が準備されている。

乱数系列/seed()

random.seed()関数は、引数を指定して乱数系列を固定する。

疑似乱数/random()

random()関数は、0≤r<1の範囲の一様乱数を浮動小数点で返す。

一様乱数/uniform()

uniform(a, b)は、a≤r<bの範囲の一様乱数を浮動小数点で返す。

整数乱数/randint(), randrange()

randint(a, b)a≤r≤bの範囲の乱数を整数で返す。第2引数のbも生成されることに注意。

randrange(start, end, step)start≤r<stopの範囲でstep間隔の乱数を整数で返す。第2引数のstopは生成されないことに注意。stepを省略した場合は1となる。

ランダム選択/choise()

choise(c)はコレクションcからランダムな要素を一つ選んで返す。

引数に文字列を指定すると、その中から任意の位置の文字を一つ返す。

シャッフル/shuffle()

shuffle(c)はコレクションの内容をシャッフルする。イミュータブルな文字列を指定するとTypeErrorになる。

 

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