R – ベクトルの生成

値を直接指定して生成する

c(...)の関数の中に要素を列挙する。

同じ値が繰り返されるベクトル

要素が値の場合。

ベクトルを与えると、そのベクトルの要素が繰り返される。

ベクトルの要素を要素ごとに繰り返す。

要素ごとに繰り返しながら全体を繰り返す。timeseachの指定順は関係しない。

一定値で増減するベクトル

1ずつ増減

[開始値]:[終了値]で指定する。

seq()関数を使っても同じ。

seq()関数の本来の表現。

1以外のステップ値で増減するベクトル

seq()関数の”by=”引数でステップ値を指定。

単に引数を3つ指定した場合は、3つ目の値が”by=”の値とみなされる。

終了値がジャストでない場合は手前まで。

ただし要素の変化方向と増減値の符号が逆の場合はエラー。

ベクトルの長さ(要素数)を指定

length.out属性で指定。

length.outの代わりにlengthlenとしてもよい。

seq_len()関数は、非負の整数で長さを与えて数列を生成。

sequence()関数

seq()関数とは違う。

引数に整数値を持つベクトルc(n1, n2, …)を指定して、各要素を終了値としたベクトル1:n1、1:n2、…を結合したベクトルを返す。

乱数列の生成

Rでは、様々な確率分布に従う乱数列を生成することができる。

基本形はr<name>(n, <parameters>)の形を取り、<name>で確率分布を、<parameters>で確率分布に対応したパラメータを指定する。

一様分布

runif(n, min=a, max=b)

(a, b)の一様分布に従う乱数をn個生成する。

二項分布

rbinom(n, size=s, prob=p)

確率pの二項分布に従う乱数を生成する。たとえば不良品率pの部品からs個のサンプルを取り出し、不良品の数を数えるという試行をn回繰り返す、などの例に相当する。

指数分布

rexp(n, rate=l)

l=\lambda指数分布に従う乱数を生成する。

ポアソン分布

rpois(n, lambda=l)

l=\lambdaポアソン分布に従う乱数を生成する。

正規分布

rnorm(n, mean=m, sd=s)

平均m、標準偏差sの正規分布に従う乱数を生成する。

 

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