Axes.spines~軸の設定

概要

グラフのx軸、y軸の位置や表示の有無については、Axesオブジェクトのspinesプロパティーで制御する。

spinesは辞書型でbottomtopleftrightのキーで対象を指定し、表示位置はset_position()メソッド、表示の有無はset_visible()で操作する。

軸の指定

spines['bottom']spines['left']は下と左の軸で、軸の値が表示される。

spines['top']spines['right']は上と右の軸で、ただ線が引かれるだけ。

各軸に対して、set_positon()set_visible()の各メソッドを実行して、位置や可視/不可視を設定する。

軸の表示・非表示

set_visible(False)で軸を非表示にする。

以下の例では、上の軸と右の軸を非表示にしている。

ゼロ位置/中央に軸位置を設定

set_position(‘zero’)でゼロの位置に、set_position(‘center’)で描画位置の中央に軸をセットできる。set_visible()と組み合わせて使うケースが多そう。

軸の位置の数値指定

set_position()の引数として、タプルで('指定方法', 値)の形で与える。

指定方法
data 各軸を配置するx、yの値。
outward 単位はポイントで、正なら描画領域の内側、負なら外側に配置。
axes 描画領域の高さ・幅に対する割合。

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