CwntOS7 – Djangoのインストール

概要

Vagrant上のCentOS7にDjangoをインストール。

virtualenvの仮想環境でインストールした場合、元のシステムには影響を与えない。

手順

Python3インストール済みの環境でDjangoをインストール。特に問題なくインストール完了。

バージョンチェック。

Python3からもチェック。

 

Vagrant – CentOS7 – Python3 – virtualenv

概要

Vagrant上のCentOS7で、virtualenvをインストールしてPython3の仮想環境をつくった手順の記録。

  • pipvirtualenvwrapperをインストールする
  • sudoでインストールすると警告が出てグローバルにインストールされる

許可がなくインストールできない

pip3virtualenvwrapperをインストールしようとしたところ、許可がないとエラーになった。

ディレクトリーに書き込み権限がない。

sudoで警告が出るがインストール

以下のような警告が出るが、インストールは実行される。

WARNING: Running pip install with root privileges is generally not a good idea. Try `pip3 install –user` instead.

グローバルインストールするのに対して、--userオプションでユーザーディレクトリーへのインストールを促している。

確認

virtualenvのバージョン確認。

仮想環境構築の確認。

ディレクトリー確認。

仮想環境の有効化。

仮想環境の無効化と削除。

操作

基本操作

ディレクトリーを作成して仮想環境を作成。絶対パスでなければ現在のディレクトリー下に作成される。

$ virtualenv directory

仮想環境の有効化。

$ source directory/bin/activate
または
$ . directory/bin/activate

仮想環境の無効化。

(directory) $ deactivate

仮想環境の削除

$ rm -rf directory

応用

Pythonのバージョン指定

$ virtualenv -p python3.6 directory

システムのPythonパッケージ群を仮想環境からも参照

$ virtualenv --system-site-packages directory

virtualenvwrapperの利用

.bashrcの編集と再読み込み

virtualenvだけでも基本的な操作はできるが、virtualenvwrapperを利用すると便利なコマンドが使えるようになる。そのために~/.bashrcに以下の3行を加える。

.bashrcを実行して反映させる。

1行目のWORKON_HOMEで指定したディレクトリーが作成され、ここに仮想環境ごとのディレクトリーが作成される。

2行目を設定しないと以下のエラーが出る。エラーが出てもvirtualenvwrapperは利用できたが入れておく。

3行目はvirtualenvwrapper.shを実行させる。

.bashrcの実行後、~/.virtualenvsディレクトリーと必要なファイルが作成される。

確認

仮想環境を作ってみる。

python3の場所が仮想環境内になっていて、元のシステムの場所とは違う。

もう一つ仮想環境を作って、workonコマンドで見てみる。lsvirtualenvコマンドもあるが、workonコマンドとの違いがよくわからない。

仮想環境にモジュールをインストールしてもシステムに影響がないことを確認する。まずシステムにはNumpyモジュールがインストールされていないことを確認。

仮想環境でもNumpyはインストールされていない。

Python3をexit()で抜けて、仮想環境のコマンドラインでNumpyをインストール。

Python3でNumpyが使えるようになった。

Python3をexit()で抜けて、仮想環境からも抜ける。元の環境ではNumpyはインストールされていないことがわかる。

virtualenvwrapperのコマンド

仮想環境の作成・有効化。WORKON_HOMEで設定したディレクトリーに作成される。

$ mkvirtualenv envname

仮想環境の無効化。

(envname) $ deactivate

仮想環境の一覧。

$ workon
または
$ lsvirtyalenv -b/-l

仮想環境の有効化。

$ workon envname

仮想環境ディレクトリーへの移動。

$ cdvirtualenv envname

仮想環境の削除。

$ rmvirtualenvname envname

 

Vagrant – CentOS7 – Python3インストール

概要

Vagrant上のCentOS7にPython3をインストールした記録。

要点は以下の通り。

  • IUSのリポジトリーでインストール
  • --enablerepo=iusが必要

バージョン確認

まずPythonのバージョンを確認する。

一応Python2の動作確認。

Python3はインストールされていない。

IUSのリポジトリー追加

リポジトリー追加ができない。

リポジトリーは作成できている。

GitをインストールしたときにIUSのリポジトリーをインストールしていたのを忘れていた。

Python3がインストールできない

Python3.6をインストールしようとするができない。

/etc/yum.repos.d/ius.repoの設定でenabled = 0になっているため。Gitのインストールの時に書き換えているが、毎回元に戻るのか?

オプション設定でインストール成功

設定ファイルを書き換えてもよいが、yum実行時のオプションで--enablerepo=iusを追加して成功。

確認

バージョン確認。

動作確認。

Python2ではない。

python3の場所。

pipのバージョン確認。

 

Git – CentOS7への最新版のインストール

概要

CentOS7にはGitがインストールされているが、バージョンが1.8と少し古い。

また、yumで普通にインストールする場合も、バージョンが1.8のものしか提供されていない。

最新版のインストール方法はネット上でいろいろな方法が紹介されているが、IUSのリポジトリーを使うのが簡明なようだ。

参考サイト:CentOS7にgitをインストールする

ところがこれに従ってIUSのリポジトリーをインストールしようとしたところエラーとなった。

以下のサイトによると、IUSのURLが変わっているとのこと。

参考サイト:iusの最新リンクが変更になったので注意

改めてIUSの最新のURLでリポジトリーをインストールして、最新版のGit(v2.2.4)をインストールすることができた。

IUSリポジトリーのインストール

IUSのサイトからリポジトリーをインストールする。

IUSリポジトリーはデフォルトでオプションとするため、以下の設定ファイルのenable = 1enbale = 0に修正する。

vi等で5行目のenabled = 10に修正。

インストール可能なGitの確認

IUSリポジトリーをenableにしてインストール可能なGitをチェックしたところ、v2.22とv2.24がインストール可能。

旧バージョンのGitのアンインストール

Vagrantのbento/CentOS7には、v1.8.3のGitがインストール済みなので、まずこれを削除する。

最新版のGitのインストール

最新版のGit(v2.24)をインストール。

バージョン確認

バージョン確認。

 

Vagrant – 仮想環境構築 – CentOS7

概要

Windows10にVagrant + VirtualBoxでCentOS7の仮想環境を構築したときの記録。

Vagrant/VirtualBoxの導入

Vagrantのインストール

VirtualBoxのサイトのダウンロードページからインストールファイルをダウンロード。

  • Windows/64bitを選択してDownload
  • vagrant_2.2.14_x86_64.msi(232MB)

ダウンロードしたmsiファイルを実行

  1.  Welcome to ….→Next
  2. End-User Lisence Agreement→accept & Next
  3. C:\HashiCorp\Vagrant→Next
  4. Ready to install Vagrant→Install
  5. Completed …→Finish
  6. You must restart your system …→Yes/No
  7. Restart

コンソールを起動し、インストールされたVagrantのバージョンを確認。

VirtualBoxのインストール

VirtualBoxのサイトからパッケージをダウンロード。

  1. VirtualBox 6.1.18 platform packages
  2. Windows hosts
  3. VirtualBox-6.1.18-142142-Win.exe

インストール

  1. Welcome to …→Next
  2. Custom Setup
    • インストール先はC:\Progrm Files\Oracle\VirtualBox
  3. ショートカット作成選択
  4. Warning Network Interfaces→Yes
  5. Ready to Install→Install
  6. … installation is complete→Finish

VisuaruBoxを起動してバージョン確認。

  • バージョン 6.1.18 r142142 (Qt5.6.2)

拡張版のインストール

本体ダウンロードのリンクの下に拡張版のダウンロードがある。説明書きに”Support for USB 2.0 and USB 3.0 devices, …”とあって、USBを有効が有効になる。

  1. VirtualBox 6.1.18 Oracle VM VirtualBox Extension Pack→download
  2. VirtualBox起動
    1. ファイル→環境設定→機能拡張
    2. 右方のアイコン→ファイル選択→インストール

この段階ででSSD 147/237GB freeでインストール前と容量が変わっていない。

Boxの導入

Vagrant導入当初BoxとしてVagrant CloudのCentos/7を選んだが、共有フォルダ-設定がうまくいかなかったのでbento/Centos-7.7に変更した。

Boxのインストール

仮想環境のBoxをインストール。Vagrant Cloudで提供されているbento/CentosOS-7.7を選んだ。

  • Vagrantからのインストールの場合は以下のコマンド。
    • >vagrant box add bento/centos-7.7
    • ダウンロードに10分程度かかる
  • 他のサイトからの場合、名前を指定してインストールする場合は以下のコマンド。
    • >vagrant box add name url/local_file

インストールされたBoxの存在確認(前にインストールしたCentos/7のBoxも残っている)。

Boxファイルの格納場所

Windows

  • ユーザーフォルダー\.vagrant.d\boxes

仮想環境のVagrant設定

ドライブ直下にVagrantディレクトリー、その下にCentOS7のディレクトリーを作成し、そこに移動。

移動後のディレクトリー内で初期設定。この操作によってディレクトリー内にvagrantfileが作成されて、仮想環境が利用可能になる。

この時点でSSD 140/237GB free。

仮想環境の利用

仮想環境の起動

vagrant upコマンドで仮想環境を起動。

仮想環境へのログイン

現バージョンでは、Windowsでもvagrant sshで接続できる。

バージョンを確認。

実行中の仮想環境の確認

仮想マシンを立ち上げたコンソールとは別のコンソールを立ち上げ、vagrant statusで確認。

仮想環境からのログアウト

CentOSのexitコマンドでログアウト。

仮想環境の停止

Windowsプロンプトでvagran haltコマンドを実行して停止。

仮想環境停止の確認

停止後のWindows環境でvagrant statusを実行すると仮想環境の停止を確認できる。

ロケール/タイムゾーンの設定

ロケール/タイムゾーンの確認

現在のロケール、タイムゾーンはdatelocalelocalectlコマンドで確認できる。インストール直後はUSになっている。

ロケールの設定

ロケールの設定はlocalectlをsuで実行。

sudo localectl set-locale LANG=ja_JP.UTF-8

設定の反映には再接続が必要。

タイムゾーンの設定

現在のタイムゾーンはtimedatectlコマンドで確認できる。

とりあえずWarningは置いておく。

設定可能なタイムゾーンの一覧は以下のとおり。

timedatectl list-timezones

タイムゾーンの設定はtimdatectlをsuで実行。

sudo timedatectl set-timezone [タイムゾーン名]